南京町いまむかし
スクリーンに映し出されるチャイナタウンのような街並みと活気
神戸の代表的な観光地のひとつ南京町。東西南の入口には、「長安門」「西安門」「南楼門」がそびえ、通りには中華料理店をはじめ雑貨、洋食や洋菓子、珈琲など“中華”以外の店も軒を連ねています。店内でゆっくり料理を味わうのもいいですが、屋台で“買い食い”するのもオススメ。午前11時以降、通りは車両通行止めになるのでゆっくり歩きながら中華を頬張るのも楽しみのひとつ。
南京町は、今から約120年前の神戸港開港を機に生まれました。当時の在日中国人たちの多くがここに住居を構え、料理店や洋装店、食材店、漢方店などを開いたのが発祥といわれています。隣のエリアに欧米人が多く住む居留地があり、外国人向けのレストランやバーもありました。昭和初期には全国各地から買い物客が訪れるにぎわいだったとか。第二次世界大戦後は一時期衰退しましたが、「もう一度南京町を復活させよう!」と街づくりに取り組み、今ではかつてを上回る繁栄を見せています。阪神・淡路大震災の時も大きな被害を受けましたが、各店舗が直後から商売を再開させたことは、華僑パワーを感じる出来事として神戸の人々の記憶に強く残っています。

西安門は、日が暮れるとライトアップされ、より華やかに

豚まんなどの点心や、ラーメンなど軽食を販売する屋台は南京町の名物

